30代の保育士が転職で気を付けること

2019年11月11日

30代保育士

30代の保育士が悩むのは、キャリアアップや給与、仕事内容などさまざまです。

30代に差し掛かると、体力も少しずつ落ちてくることや、職場で重要な仕事を任されたり、後輩の指導を行うようになるものの、どうしてもその仕事内容に見合った給与がもらえないという点が問題として挙げられます。

そこで、環境を変える意味でも転職を志す保育士は多いのですが、きちんと自分の中で何を目的に転職を行うか意識しておかなければ、いたずらに給与や条件を下げての転職となってしまいます。

そこで今回は、30代の保育士が転職の際に気を付けるべき点について挙げていきます。

 

30代の保育士の転職の条件

条件を高く吊り上げすぎると理想の職場が見つからないのでは…と妥協した条件をあげてくる人もいますが、実際はそうすることで、自分の価値を落としてしまいます。

多少なりとも保育士としての経験があり、30代という年齢的にも体力的にも次のステップを考えなければいけない時期であることをまずは意識しましょう。

 

主任保育士の年齢は、それぞれの園でばらつきはありますが、大体30代~40代の保育士に任されることが多いです。

主任保育士になれば、給与も上がる上に主任手当もつくようになります。

雑務に関しても免除になったり、残業をしなくても定時に帰れる場合も増えます。

30代の保育士で意識して欲しいのは、ずばり環境の向上とスキルアップです。

いきなり主任保育士は難しいにしても、リーダー保育士など人の上に立つ役職に就くことが理想となります。

また、次に転職する職場では、やはり前の職場よりも労働環境も条件も良いものを選ぶ必要があります。

もっと言えば、そこでスキルアップを図って、定年まで働くことを意識するのも大切になってきます。

 

30代で主任保育士やリーダー保育士になる方法

簡単に書きましたが、もちろん現場を仕切る主任保育士やリーダー保育士は簡単な仕事ではありませんし、枠も少ないので誰でもなれるものではありません。

保育所によっては、順番待ちでひどいときには定年まで主任保育士の座が回ってこないところもあります。

一方で、転職を成功させれば副園長・園長の座を最終的に得ることも可能なのです。

常にスキルアップ・条件アップを目指して動いていきましょう。

 

まずは自分の働く園での主任保育士になれる可能性を探ります。

上に保育士がいる場合は、少数であれば可能性もありますが、ベテラン保育士がたくさんいる園ではほぼないと言っても間違いありません。

そうすると、自分の培ったスキルを活かして転職をすることが第一になります。

主任保育士・リーダー保育士を募集する求人は、実は意外と出回っているのです。

 

しかし、その求人は非公開になっている場合や、人づてに聞かなければ分からないということが多いのです。

やはり、外からいきなり知らない保育士が来て主任になるというのは、他の保育士との軋轢を生む可能性も出てきます。

そのため、敢えて非公開求人で募集をかけ、現場に慣れてから一気に主任保育士に昇格というパターンを取っている園が多いのです。

保育士専門の転職サイトで、主任保育士の求人に応募すれば、30歳くらいで主任保育士への道は切り開かれます。

 

大きな方向転換には30代は最後のチャンスだと意識する

30代の保育士になると、ある程度技術も保障されて現場にも頼られる存在となります。

以後入っている保育士は新卒が多いので、先輩となるのは全て年下となります。

それを考えたときに、今まで保育所で働いていたものの、乳児院や児童養護施設に方向転換するのは、ある程度最後のチャンスであると言えます。

仕事を覚えるのも大変ですし、30代保育士に求められるのは即戦力なので、何度も全くの異業種には転職はできません。

もしも自分のやりたい職種があり、悩んでいるのであれば最後のチャンスだと考えて挑戦するのも良いでしょう。

しかし、残念ながら条件が下がることは覚悟しておかなければいけません。

 

ライフスタイルの変化も考えての転職

園側が危惧するのは結婚や出産です。

30代になると結婚・出産を視野に入れて園側も採用を行うので、自分でそこの判断もしっかりする必要があります。

結婚や出産の意志がなく、予定もない場合はバリバリと第一線の担任保育士として活躍する意志を見せれば、正社員登用も特に問題なくいけるでしょう。

しかし、結婚や出産を視野に入れての採用となると、やはりその時がくれば育休なども必要になるので、育休などをくれる保育所に行く必要が出てきます。

 

30代の保育士の転職は慎重に

今の自分の労働条件や、この先働いていく中で考えられる昇給・昇格を考えた上で、条件を比べながらの慎重な転職が30代の保育士には求められます。

中には、30代の転職で定年まで過ごす園を決めたという保育士もいます。

自分の生活や人生も絡め、その上で判断するようにしていくと、失敗なく転職を行うことができますよ。