保育士の資格がなくても子ども達と関われる素敵な職業である保育補助ですが、子ども達とどこまで関わっていいのかというのを疑問に思っている人は多いです。
実際に、園それぞれで保育補助の踏み込んでいい部分は違い、保育士と一緒であれば割と自由に何でもやらせてもらえる所もあるようです。
今回は、そんな曖昧な線引きになっている、保育補助の関りのラインを考えていきます。
保育補助の関わる範囲
それぞれの仕事内容で、どこまで保育補助が関わっていいのかを紹介していきます。
・朝のお迎え
朝のお迎えで、子ども達に挨拶をして保護者に挨拶をするのは当たり前です。
そして、保護者からもしも帰りの時間に変更があったり、普段と違う人がお迎えに来るという情報を受け取ったり、情報共有も許されていることもあります。
しかし、子ども達の身体のチェックをすること、子ども達の熱や体調を聞くのは保育士の仕事です。
子ども達の微妙な表情の変化や、虐待などを受けていないか、保育所で怪我をした傷なのか家からあった傷なのかをはっきりさせるためにこのチェックは行われます。
なので、子ども達の家での様子を聞いたり、お迎えの時間を聞くのが保育補助の範囲になります。
・おやつ、食事
乳児クラスではおやつの時間になりますが、保育補助は食事介助やおやつ介助は認められていません。
万が一窒息をしたり、アレルギー物質を間違えて子ども達に食べさせたりしないためです。
食事の介助は保育士が行うので、保育補助は食事の準備、おかわりの準備、食事中に服が汚れたさいの着替えなどを担当することが多いです。
・お昼寝
お昼寝のさいは、保育士と一緒に子ども達の把握をすることが役割になります。
仮に窒息しそうになったり、一人が泣き出して他の子まで一緒につられて泣いてしまうこともあるので、保育士の存在は欠かせませんし、保育士の指示で子ども達を泣き止ませてほしいと言われることもあります。
寝かしつけもしていいので、子ども達と一緒にゆっくりした時間を楽しむことができます。
・環境整備
子ども達のお昼寝の間に、保育室の掃除を行ったり、園庭の整備を行います。
部屋の掃除は子ども達が安全・健康に遊べる環境を整えるために必要不可欠な仕事ですし、園庭の整備も子ども達が外遊びで怪我をしないように、かなり大切な仕事です。
そして、園によっては保育士と分担して部屋の装飾をする場合もあります。
子ども達が季節を部屋にいながら感じられるように、行事ごとの意味を壁面から学べるように部屋を飾り付けるのです。
中にはデザインを任せてくれる園もあるので、壁面の知識は頭に入れておきましょう。
・子ども達の降園
子ども達の降園のさいは、保育士との分担がかなり細かくなって少し大変です。
特に伝達事項のない子で、保護者からも何も話がない子に関しては、保育補助が受け渡しを行います。
ですが、何か伝達事項があったり、保護者が保育士と話したがっている場合、一日の保育の中でトラブルがあった場合、いつもと受け渡す保護者が違う場合は保育士が担当します。
お互い連携を取って、子ども達がスムーズに降園できるように働きかけましょう。
保護者に対してはどこまで関わっていいの?
保護者に関しては、どこまで関わっていいという明確な線引きはありません。
保護者が家庭環境を話してくれるのであれば聞き手に回って問題ありません。
実際に、そうした保育補助からの報告で保育士が知らなかった家庭環境、保護者の思いを知るきっかけにもなるのです。
しかし、そのさいに一つしてはいけないのですが、保護者に対してアドバイスをすることです。
保育士は専門的な知識を駆使し、保護者と子ども達両方をサポートする責任があります。
しかし、どうしても保育補助はアドバイスを行うことを認められていないので、アドバイスができません。
保護者の中には、とにかく話を聞いて欲しい、話を聞いてもらって楽になりたいと思っている人も多いので、話を聞いてくれる保育補助の存在は大きいのです。
子どもに関しては保育補助の保育士はどこまで関わっていいの?
次に子ども達に関してです。
子ども達に対して保育補助が関わっていい範囲も、明確にするのは難しいのですが、子ども達の発達段階に関係したり、指導などを伴う場合は保育士のサポートに回らなければいけません。
ですが、普段の保育の中で一緒に遊んだり、子ども達の把握は認められているので、子ども達とたくさん一緒に遊ぶこともできますし、一緒の時間を過ごすこともできます。
例えば、全く指導や学びに関係なく、どうしても保育士が前に立てない状況で、子ども達の前で手遊びを任されたりすることもあるのです。
絵本に関してですが、子ども達と1対1で読む分には問題ないと言われていますが、全員に対して読む分にはなかなか難しいという意見があがっています。
保育補助はできることも多いやりがいのある仕事
保育補助は周りが想像するよりも、ずっと仕事を沢山任されているやりがいのある仕事です。
是非とも保育補助として現場に立ち、子ども達と関わってみてくださいね。
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