寝返りは大体6～7か月から始まると言われていますが、個人差があるのでそこまで時期にこだわる必要はありません。
寝返りは赤ちゃんが歩行をする段階の最初のステップです。自分でまずは身体の位置を変える、自分で進む事が赤ちゃんにとっての大きな一歩です。
寝返りをしない子にはいくつか理由があり、決して発達の遅れだけではないのです。
例えば、寝返りをする事でうつ伏せになってしまう状態を嫌う子どもは、寝返りをうちたがりません。
また、身に付けている服の厚さが原因でなかなか寝返りがうてないという事もあります。
寝返りが始まると、赤ちゃん達は何度も寝返りをうって今度はベッドから転落したり、うつ伏せで窒息の心配が出てきます。
保護者や保育士は赤ちゃん達が寝入った後も、気を緩めることなく様子をしっかりと見ておきましょう。
特に練習はしなくて大丈夫ですが、なかなかうまくいかない子の場合は、赤ちゃんが寝返りをうとうと足を動かすタイミングで、軽く背中を支えてあげると寝返りの感覚を赤ちゃんは得る事が出来ます。
あまり保護者が神経質になって何度も何度も繰り返すと、赤ちゃんは寝返り自体を嫌がります。
あくまで遊び感覚、赤ちゃんがやりたいと感じて足をばたつかせた時にのみ、そっと補助を行いましょう。
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