孤食とは、子どもが一人で食事を摂る事を指します。
特に保育所の中でも幼児クラスなどの子どもに希に見られます。
認可の保育所は入所の条件が保護者が働いている事となっています。その為、迎えに来た後に祖父母などに預けて再び仕事に戻る保護者も少なくありません。祖父母が傍に付いていれば良いですが、その内に月齢が上がり就学直前の年齢までになると、祖父母もちょっとした用事などで席を外し、食事を一人で摂る事に繋がるのです。
共働き家庭の場合、そのまま就学した後は鍵を持たせて準備した食事を一人で摂らせる事が増える為、この言葉が生まれました。
一人で食事する事でマナーが身につかない、話し相手がいない事で孤独感が強い、人と対話する機会を失うなどたくさんのデメリットが出てきます。
理想を言えば、家族で情報交換の場にしたり、笑い合いながら楽しく食事をする事で子ども達は食事の楽しさを知っていきます。可能であるならばなるべく子どもの食事は大人が付き添い、子ども達が孤独感を持たずに食事が出来る環境づくりを行う事が大切です。
食事の場は決して意味の無い場所ではありません。子ども達が食事のマナーを得て、人間の基本である食べる事を学ぶ場所でもあります。大切な時間であるという意識を常に持ちましょう。
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