視診とは、子どもが登園した際に怪我や病気がないかを保育士が目でチェックする事です。
この視診は大変重要で、保護者から「うちの子が怪我して帰ってきた」とクレームが入った際に、本当に園で怪我をしたものなのか、朝から怪我をしていたのかなどの判断にも使われます。
服装に関しても、不潔な服装をしている場合は家庭で何かしらの問題が起きている、ネグレクトの可能性などが伺えます。要注意として観察する対象と判断する為にも、体調のみならず服装にも気を配る事が大切です。
保護者の中には服を汚すのを嫌がる人もいて、「園で汚れた！」とクレームを入れてくる事もあります。
ですから、元々汚れていたのか、園で汚れたのかはっきり回答する為にも服装チェックは必須なのです。
また、虐待などもこの視診でしっかり見抜き、必要に応じて児童相談所などに通報する事もあるので、視診は重要なのです。
中には、どうしても仕事が休めないなどの理由から、熱があるのも分かった上で子どもを預けようとする保護者もいます。
そういったトラブルを未然に防ぐ為にも、目で見た感じの体調、子どもの様子、怪我の有無、服装などのチェックを視診では行います。
回数をこなせば段々と慣れてきますし、チェックもより速く・正確になるので慣れるまでは何度も繰り返しましょう。
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