子ども達は割と野菜が苦手な子が多いです。
美味しい食べ方を研究したり、保育士が声かけを行ってどうにか食べさせるというのが当たり前になりつつありますが、子ども達にもっと簡単に野菜を食べてもらう方法は存在します。それが栽培です。
園庭の片隅に畑を作り、種まきから子ども達と一緒に行い、毎日水をやって成長を共に見守るのです。
野菜の出来る過程、野菜の形、感触、育てる大変さなどを学べる事に加えて、自分達が育てた野菜となると、自然と箸が進む子が多く、野菜嫌いな子達の克服方法として注目されています。
また、この育てた野菜を使って設定保育でクッキングをする事で、子ども達にさまざまな体験をさせられます。
子ども達がなおさら栽培を身近に感じられるように、普段から絵本の中にも野菜のものや栽培関連のもの、お話をする中でもどうすれば野菜が育つかなども織り交ぜると、尚更子ども達の興味を引く事が出来るでしょう。
野菜だけではなく、季節に合った花を植える事も大切です。今の子達はそれぞれの季節の花を知らないという子も増えています。
どの季節に何の花が咲くのか、自分達が世話をすれば印象深くなり自然と頭に入っていきます。
子ども達の教養を養い、野菜嫌いを克服する素晴らしい保育、それが栽培です。
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