二語文（にごぶん）は一語文の更に進んだ状態です。
意味のある単語を二つ口にする事を指し、大体2歳から喋れる様になると言われています。
二語の会話文章が口にできる様になる所が特徴で、1歳児で取得した一語文の名詞・動詞と、後半で身に付ける自分の気持ちを表現する事を合わせて、更に自分の感情を表に出せるようになります。
「僕、うれしい」「〇、ほしい」などが代表的な例で、この2語文をきっかけに言葉でのコミュニケーションをしようとする姿が見られる様になります。
まだまだ会話も単語も不十分で、お互い伝わらずにもどかしく手が出てしまったり、泣き出してしまう事もあるので、子ども同士の会話には代弁が必要な部分が多いですが、おしゃべりを楽しむ時期です。
ここで少しずつ間違っている言葉や単語を訂正しておけば、言葉をすっかり喋る様になる三歳児で間違った言葉遣いをする事を防げます。
注意の仕方も、「〇はダメよ」や、「〇が〇だから～」と長々と話しても子どもには上手く伝わりません。
「〇は〇だね」など、あっさりと伝えて子どもに真似させる方がいいでしょう。
二語文も一語文同様に非常に個人差が大きく、2歳児になっても一語文のまま出ない子も多いです。
自分で喋る機会を増やし、他の子と遊びの中で会話を増やす工夫をすれば、意外とするっと言葉が出てきます。
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