赤ちゃんはまだ生まれたばかりの場合、他人を認知する能力が低いです。
誰にでも微笑みを向ける事が3ヶ月頃から見られる為に、3ヶ月微笑と言われています。
この頃は特に誰に対しても笑顔を見せるので、人見知りなどもありません。
母親などの特に関わる人物に関しても、生後3か月ではほとんど認知していないと考えられています。
そして成長が進み、８ヶ月になると人物の認知機能が発達し、母親と他の人物との区別がつくようになります。
ですから、母親と離れるのを嫌がったり、他人に抱かれるのを嫌がって泣いたりする所謂人見知りが始まります。
人見知りは決して悪い事ばかりではなく、母親との信頼関係が出来上がっており、母親の事を認知しているからこそ、他人を恐れたり、嫌がったりするのです。
母親との愛着関係が出来上がっている証拠だと捉えておきましょう。
また、３ヶ月微笑の前段階で、１～２ヶ月で寝ている間に微笑む現象もあります。
これは、ただ単に顔の筋肉が反射的に笑顔を作っているだけなので、笑顔ではありません。しかし、海外ではこうした笑顔も「エンジェルスマイル」と呼ばれ、保護者達からは人気を博しています。
赤ちゃんは笑顔になった時、周りの反応によって「笑顔は良い事なんだ」と少しずつ感情を学びます。
笑顔になったら褒めてあげましょう。
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