正式な名称は「咽頭結膜熱」です。プールで飛沫感染する事から、日本では「プール熱」の呼び方で浸透しています。
一年中感染の可能性はありますが、大体保育所がプールを始める6月からその感染率はぐっと上がります。
原因のウィルスはアデノウイルスと呼ばれるもので、症状としては発熱や咽頭痛、そして目の充血が約1週間続くと言われています。熱も微熱よりも39度近い高熱が出る事が多いです。目の充血がひどいと涙が止まらずに、まぶしがる症状も見られます。
病院に行けば症状を緩和する為に点眼薬などが貰えるので、罹ったらすぐに病院に連れて行ってきちんと治るまで他の子に移さない様な配慮が必要です。
飛沫感染で非常に感染力も強い為、一度流行ってしまうとすぐに他の子へ移ってしまいます。目安としては、目の充血など症状が治まって、2日以降であれば大丈夫だと言えます。
プール熱になった場合、喉の痛みがあって食欲の減退が見られるので、なるべくなら冷たく刺激を抑えた麦茶や牛乳で水分補給を行い、食べ物もなるべく噛まずにするっと飲み込みやすい物を選んで与える様にしましょう。ゼリーやプリンなどもオススメです。
目やにも感染源となるので、プール熱が流行り始めたら子ども達同士が目を触ったりしないように注意して見ておきましょう。
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