モロー反射は、赤ちゃんが音や刺激に対して手足をびくっとさせる反応の事を指します。
これは赤ちゃんが見せる原子反射の一つで、月齢を重ねるごとにこの反射は薄れ、やがて消えていきます。
保護者が赤ちゃんを抱っこした際に、赤ちゃんがしがみついてこようとするのもこの反応の一種です。
また、このモロー反射は3～4ヶ月で見られなくなる為、この反射が見られなくなると首が大体据わって来ると目安にしている保護者も多いようです。
赤ちゃんは刺激に非常に敏感なので、普段大人が気にしない・反応しないような音や刺激にも敏感に反応を示して泣き出してしまいます。
夜もそれが続くので、保護者は夜泣きが酷いと疲弊してしまう事もあるのです。
保護者から夜泣きで相談された場合には、まずは生活音を見直してみる提案、そして赤ちゃんが泣き始めたら、赤ちゃんがお腹に入っていた態勢で抱き上げると安心するという事も報告されています。
あまりに頻繁にモロー反射が起こって、なかなか寝付かないと悩んでいる場合に有効なのがおくるみです。
バスタオルでも代用できるので、それで赤ちゃんを包んで安心させてあげましょう。
特にモロー反射が見られないと不安になっている保護者には、動作が小さくて見逃している可能性や、どうしても不安ならば小児科に相談する事をお勧めしてください。
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