子どもは成長していく中で、徐々に自我が芽生えてきます。
大体自我が芽生えるとされているのは、生後6ヶ月からだと言われています。
理由としては、早い子では大体これくらいに首が据わって、自分で動けるようになった為に、自分のやりたい事を叶えようと自分で体を動かすからです。
分かりやすい例で言えば、玩具を取ろうとしたり、保護者に近づこうとする動作が挙げられます。
また、6ヶ月で自我が芽生え始めても言葉が出てくるのはまだずいぶん先です。
赤ちゃんはこの時点で自分の意志を泣いて相手に伝えようとします。
ですから、保護者は何故子どもが泣くのか分からずに子育てに苦戦するのです。
そして、言葉が出て来ても保護者が手を焼く時期の自我と言えば、代表的な「いやいや期」です。
いやいや期は文字通り、保護者が何を言っても子どもは嫌だと言ったり、自分で何でもしたがります。
いくら言葉で説得したり、我慢させようとしても上手く行かないものです。
この時期は子どもの言う事に耳を傾け、自分がやりたい事は思い切りさせてあげるのが保護者のストレスも少なくて済む接し方です。
怒ったりすると子どもは余計に意固地になってしまったり、何かをしようという意欲を削られてしまいます。
時間や行動に余裕を持ち、子どもが失敗しても十分に予定に間に合うような時間設定で動くようにしましょう。
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