保育士にとって大切な業務である育児相談。しかし声掛けの仕方や言い方を間違えると、保護者を追い詰めてしまったり、尚更悩ませる事になるので注意が必要です。
保護者は一生懸命仕事と家庭を両立し、育児を頑張っています。特に第一子で何をどうしていいか分からない保護者にとっては、保育士に相談出来る機会は嬉しいものですが、一生懸命やっている自分の育児を否定されるような気になる人もいるのです。
保護者から相談を持ち掛けてきた場合でも、保護者が育児を頑張っている気持ちをまずは受け止めて褒めましょう。
育児相談に関しては、確定的ではない事を保護者に伝えるのは危険です。例えば、言葉が遅いと言う保護者に対して、「発達障害かもしれません」など、ストレートに伝える事はいけません。
まずは保育所と保護者が出来る改善・指導を協力して行い、仮に発達障害が疑われる場合でも、あくまで自然な流れで専門医への相談を保護者に切り出してください。
まずは保護者を受け入れて、「大変でしたね」「不安でしたね」という声掛けをする事から始めましょう。
中には育児相談が切り出せない保護者もいるので、常に保護者の変化や顔色なども伺っておきましょう。
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