遊び食べは一見すると悪い事の様に感じますが、決してそんな事はありません。
子ども達が食事の楽しさを知る大切な段階です。
赤ちゃん達は、手掴みで食べ物を触る事で食べ物の感触を知ります。その新鮮さからつい楽しくなって遊んでしまう事もあるのですが、暫くは見守ってあげましょう。
まずは赤ちゃんの中に「食事は楽しいもの」という意識を芽生えさせる事で、食の進む子へと成長して行く事が多いです。遊び食べをしている時は、まず見守ってその後に大人が食べる姿を見せて見本を示しましょう。
そうする事で子ども達は食事の摂り方、マナーを少しずつ学んでいきます。
更に発達して2歳前後になっても遊び食べがなかなか治らない場合は、まず子どもの視界の中に玩具などが目に入らない様に片付け、テレビを消し、食事だけに集中出来る環境作りをしましょう。
大人からの声掛けも非常に大切です。
「食べなさい！」ではなく、「これ絵本に出てたピーマンさんだね！」など、明るく楽しくなる様な声掛けを心掛ける様にしてください。スプーンを使う前にまずは手掴みで遊びながら食事を楽しみ、少しずつスプーンや箸を使って美味しく食事を摂れる様にしていきましょう。
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