縦割り保育とは、主に幼児クラスで行われるクラス編成です。
3・4・5歳児混合のクラスで、月齢が違う異年齢だからこそお互いに様々な刺激を受けられるメリットがあるのです。
3歳児の子ども達であれば、月齢の高い子ども達の出来る事に自分達も挑戦してみたと意欲を持ったり、ルールのある遊びを通して協調性や一緒に遊ぶ事の楽しさを学んでいきます。
逆に、4歳～5歳児は年下の子ども達をリードする事で、リーダーシップが身に付きます。
また、自分より月齢の低い子ども達と接する時に、力加減なども学んでいきます。
縦割り保育は子ども達の発達を促すには良い方法なのです。
因みに、設定保育に関しては同じ様に助け合いながら縦割り保育を行ったり、月齢ごとに就学準備をする為に分けて行う事もあります。
逆に縦割り保育のデメリットを挙げるとすると、月齢が高い子に月齢が低い子が依存しきりになってしまう危険もあります。
何でもしてもらって当たり前という態度ではいけません。
自分の事はきっちり自分で出来る様になった上で、遊びなどの中のみで年上としての役割を果たす様に、保育士も子ども達同士の関係をしっかり見ておきましょう。
実習でも縦割り保育のクラスに入る事はありますし、就職すれば担任になる可能性もあります。3～5歳児の対応法をきちんと幅広く学んでおきましょう。
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