少子化対策の為に、平成16年～平成21年までの5年間で掲げた施策内容と目標を示したプランを指します。
5年でプランを進め、先10年でその施策が実を結ぶ様にと考えられていました。
具体的には、若者の失業者が増加するのを防ぐ為に、トライアル雇用をどんどん進めていく事、子ども達が将来をより具体的に考えられる様に体験学習の拡充、男女問わず望んだ人が育児休暇取得を出来る環境作り、男性が育児・家事参加をしやすくなる環境作り、保育所や保健センターなどで若者と赤ちゃんの交流場所を設け、赤ちゃんを育てる事の素晴らしさを知る機会を増やす事、孤独に子育てをさせない為に地域の子育て拠点を設置する事、保育所の増設、虐待防止ネットワークの設置、子育て中の保護者達が助かるバリアフリーの実現などが挙げられていました。
どうしても育児休暇取得率はまだまだ低く、妊娠・出産を機に辞職し、なかなか復職できない女性が増えています。
育児休暇を取得しようとする男性にも風当たりがきつく、少しずつ時間をかけて施策が浸透する事が望まれています。
待機児童問題に関しても、東京都などは独自の規定を設けて認証保育所などを増やし待機児童問題解決を模索していますが、地方ではなかなか待機児童問題が解決していない所が多いのが現状です。
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