少人数保育とは、保育士が少人数の子ども達に対して保育を行う事を指します。
待機児童問題を受け、全国的に保育所・託児所の数は増加する傾向にありますが、その中で保護者達は「保育の質」にこだわる様になりました。
保育士達にしっかりと我が子を見て欲しい、少人数でしか出来ない手の込んだ保育をして欲しいという要望が高まり、現在では少人数制の保育を行う園がどんどん増えています。
少人数制保育のメリットは、その日に何をするかをいきなり変更しても、人数が少ない為に融通が利きやすいという所です。
保護者の数も少ないので、その分一人ひとりの保護者としっかり話をする事が出来ます。
雨が降っているから雨の感覚を知る為にかっぱを着て園庭を歩く、天気が良いから近くの公園へと園外保育に出る、クッキングをする等、割と何でも出来る為に、保育士が自分の保育の幅を広げるきっかけにもなります。
逆に、集団保育の機会が少ない為に、転職した際や園全体が集まる行事、保護者参加型の保育参観で戸惑う事もあるので、他の保育士の話を聞いたり、集団保育については自分で学ぶ必要があります。
自分の思う保育を試してみたい、変化に富んだ自由な保育を行いたい人には向いている保育法だと言えます。
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