知的障害児施設は、知的障害と判断される知能指数を持つ子ども達の生活を支援・指導する施設です。知的障害は知能指数(IQ)が70以下であるという基準が存在します。
しかし、知能指数は多少変動する事もあり、70以上に変化して施設を出ていく子もいます。
基本的には子ども達に生活のリズムを付けさせ、自分の事を自分で出来る様に自立させる声掛けや指導を行う事、そして進路を一緒に考える事が求められます。
上記の様に努力次第では施設を出る程に知的レベルが上がる場合もあるので、子ども達の出来る部分を最大限伸ばす指導が求められます。
知的障害と言っても、近年は発達障害、精神障害、肢体不自由などの他の障害も併せ持っている場合もあります。
ですから、知的障害だけではなく、その子の持つ障害への理解や、施設内で安全・安心して暮らせる様にどんな支援・サポートが必要なのかも職員同士で話し合う必要があります。
大体就学前(※2歳児)～18歳までの子ども達を預かっています。
乳児院では、よほどの医療的ケアを必要とする子以外は障害児も全て預かるので、設定保育や行事の出し物を考える場合は、2歳～18歳までの子ども達が楽しめるものを考える必要があります。
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