月案は、その月のねらい、子ども達の様子、そのねらいを達成する為に保育士が行った働きかけ、反省点についてまとめた書類です。
この書類は子ども達の発達の記録なので何よりも重要視されますし、書類の中でも特にチェックの厳しいものです。
毎月書かなければいけないので、乳児でも1歳～2歳児クラスでは20～30人、幼児クラスでは30人以上を、園によっては手書きしなければいけません。保育士が最も苦戦する書類でもあります。
30人それぞれに目標を立て、どんな働きかけをしていかなければいけないのか、その月に保育士はどんな働きかけを行い、反省点が出たのかをまとめなければいけないのです。
そこで、週案を参考にしたり、独自でその日にあった事を日誌としてつけて月案を書く際に見直す保育士も多いです。
月案をしっかり書く為にも、こうしたちょこちょことメモを取ったり、ある程度まとまったら文章にしておくと月案もスムーズに進みます。
園によっては、月案は個人情報なので持ち帰りで仕事をする事は不可という所もあります。
ですから、尚更自分でしっかりと日々記録を見ながらどんな事を書くのか、あらかたの筋を立てて、勤務終了後にさっと書けるようにしておきましょう。文章をまとめる力も、保育士にとっては不可欠なものです。
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