遊び食べとは、子ども達が少しずつ離乳食が進んできた際に見られる食べ方で、いつからいつまでかというと9ヶ月～11ヶ月ころとなります。
遊び食べは手で食べ物を触ったり、投げたり、時には椅子から降りて歩き回って食べ物で遊ぶ姿が見られますが、多くの子どもの通過点なので大して気にする必要はありません。
一見すると非常に行儀が悪く、指導を必要とする食べた方の様に見えますが、子ども達にとっては必要で、この遊び食べの中で食べ物の感触を知ったり、食事の楽しさを覚えていきます。
ですから、頭から怒って子ども達を否定するよりも、遊び食べの中で食事を楽しいと感じ、食事への意欲を持った上で正しい食べ方を教える方が有効的です。
また、保護者が正しい箸やフォークの持ち方で見本として食べる姿を見せることで、自然と食べ方を覚えて遊び食べをやめる様になります。
因みに、遊び食べが全く治らない場合は、見本を見せる事に並行し、一つ一つの動作に「何がいけないのか」と端的に子ども達へと伝えて、遊び食べに関して正していきましょう。
成長過程の遊び食べは全く気にする必要はありませんが、成長しても『保護者に構って欲しい』などの食事とは違った欲求が絡んだ遊び食べの場合は、原因をつきとめて遊び食べをする原因を探り、根本的に解決するしかありません。
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