後追いとは、早い子では7ヶ月～8ヶ月、平均として9ヶ月～11ヶ月に起こる、保護者の後を付いて回る仕草です。
母親への執着心がさらに強まり、人見知りが始まる時期でもあるので、泣いて愚図ったりする事が増えます。母親は非常に大変な思いをしますが、これが赤ちゃんの成長では欠かせない行動となるのです。
この後追いは『母親がいなくなるかもしれない』という不安から起こります。
ですが、この後追いを繰り返し、母親が自分から離れないと分かると安心を覚え、少しずつ後追いがなくなってきます。1歳半にはなくなると言われており、後追いが続く場合は母子の時間を増やしたり、一緒に遊ぶ事でコミュニケーションを沢山取って、『お母さんはあなたを見ているよ』という風にアピールする事が大切です。
後追いがひどく、終わらない、対処の方法が分からないと悩む保護者も多く、家事や自分のやる事を後追いがある為に断念する事がストレスになっている保護者も少なくありません。
そこで、子ども達が後追いで危ない場所・行動を取りそうな場合は、別の部屋に暫く待っていてもらう、その際にも『ママは今からお掃除をしてくるから、ちょっと待っていてね』と声を掛け、戻った際には『待っててくれてありがとう』と笑顔で対応し、戻って来た事をきちんと伝えましょう。この繰り返しが子ども達の不安を解消していきます。
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