
保育士の間でいつも問題になるのが、園児への虐待です。
園児は保育士を信頼し、保護者も信頼しているからこそ子供を預けるのです。
しかし、その信頼を逆手に取って、子供達を虐待し苦しめる保育士もいるのです。
何故保育士の中でも虐待が起きて、そしてどんな暴言が飛び交うのかを知っておきましょう。そして、それに気づいたらすぐに対処出来るように心構えをしておいてくださいね。
保育士の虐待で危ない暴言はどんなのがある?
では、早速保育士の虐待でどんな暴言が見られるのか、どんな言葉かけをしている保育士が要注意なのかを紹介していきます。
◯あんたほど悪い子は他にいない
これは本当に良くない悪口です。
もともと子供を他の子と比べること自体が問題なのに、さらにそれに加えて悪い子というレッテルを貼って徹底的に苛める姿勢は本当によくありません。
子供に対して「あんた」という呼称を使っているのも良くないですよね。
子供に注意をする時は、今の行動がどうまずかったのか、他の子と比較することなく伝えるようにしてあげてくださいね。
◯あっち行ってろ!
言うことを聞かなかったり、食事を摂るのが遅い故に怒られて、隅の方に怒鳴って追いやられるというパターンも聞かれます。
子供を隔離させることで、子供は大変強い不安を覚えますし、子供はこうした乱暴な言葉に怯えます。
保育士に対して不信感を覚えるきっかけとなり、更に関係が悪化して子ども達と信頼関係が築けなくなってしまいます。
〇叩くぞ!
ストレートに、子供達に対して暴力をふるう事を宣言するパターンです。
実際に手を出していなくても、これだけでも十分酷い虐待に値します。
子供達を一度叩いて、その恐怖心から抑え込んでしまおうとする意識がこの言葉に込められています。
絶対に脅しの言葉であっても使ってはいけませんし、暴力で子供を支配しようとしてはいけません。
〇全部お前が悪いんだ
これも子どもにとっては深い深い傷になる言葉です。
この全部お前が悪いんだという言葉で、子供は自己肯定感を失うのは勿論ですが、全て自分のせいで上手くいかないのだと勘違いし、責任を感じ始めます。
そうすることで、子供の自我はどんどん失われていき、失敗するのを極度に恐れる子供になってしまうのです。
子供は失敗するのが当たり前の存在ですし、失敗することで、成功する道筋を考えることができるようになる存在です。
子供の失敗は保護者・保育士が責任を持って見守り、失敗しても大丈夫だと子供に伝えるのも大切な義務です。
暴言を何故吐いてしまうのか?
暴言を吐いてしまう裏には、保育士の過酷な労働環境も関係しているときがあります。
決してだからと言って虐待をしても仕方ないという訳ではありません。
虐待は断じて許せない卑劣な行動ですが、保育士の中にはクラスの統制が取れていないことで、先輩保育士に怒られたり、保護者に詰問されてしまう人もいます。
こうしたストレスと焦りから、子ども達に対して恐ろしい行動に出てしまう保育士もいるのです。
保育士が虐待を行っている場合は、まずは労働環境の見直しから始めて、その保育士をサポートする体制が整っているかの確認から入るといいでしょう。
先輩保育士が対応のお手本を見せて、その上で子供との関係作りを手伝っていくのです。
そうすることで、虐待は防ぐことができるのです。
まずは一緒に遊んでみよう
子供の嫌な所しか目に入らずに、イライラしてしまう人はまずは一緒に遊んでその子供の良いところ、可愛いところを目にしてみましょう。
そうすることで、自ずと暴力をふるう自分の恐ろしさに気付けるはずです。
どうしても解消されない場合は、まずは他の保育士に担当を替わってもらったり、対応する際のコツを教えてもらって対応を変えてみましょう。
保育士が態度を変えることで、子供も一緒に態度が変わることもあります。
良い関係を作るには、まずは子供のことを深く理解してあげるようにしてあげてください。
保育士の虐待を見つけたら
虐待を見つけたとしても、中には園ぐるみで虐待を行っているところもあるので、まずは周りの保育士がどんな対応をしているか、止める様子があるのか、虐待に気付いているかを確認してください。
その上で、園自体が虐待に絡んでいる場合は、第三者を介入させて解決するのが一番の方法です。まずは子供達の怪我の様子を写真に収めて、その上で第三者に報告して園を改善するしかありません。
現在は虐待に関してかなりシビアになっているので、勇気を出して声を上げれば、必ず他の機関も動いてくれます。
暴言・虐待は絶対しない
子供を暴力や暴言で抑え込んでしまおうとするのはやめましょう。
絶対にそんな暴言や暴力は、子供達の性格や自我を歪め、一生消えない傷を残してしまいます。
虐待を見つけたら見てみぬふりはしないこと、そして子供達の安全のためにも、声を上げて立ち上がるようにしてくださいね。

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