暑い夏が終わり少しずつ涼しくなってくる9月。
気温が下がってくることで、戸外遊びが活発になってきます。また、9月の第3月曜日は敬老の日があり、製作を行う保育園も多いかもしれません。
気温が下がり過ごしやすくなってきますが、9月後半にかけて、朝夕と日中の気温差が大きくなり、体調を崩しやすくなります。
9月のおたよりでは、戸外遊びの様子に加えて、お子さんの体調管理に関する内容を伝えていきたいですね。
9月の保育園おたより文例集
9月は、プールや水遊びが終わり、また園庭や散歩など戸外での活動が多くなってきます。
戸外遊びを楽しむ子どもたちの様子を保護者の方に伝えていきましょう。
挨拶
挨拶は、「スズムシ」「マツムシ」や「ススキ」や「コスモス」といった秋らしい言葉を使うと、季節を感じられる挨拶になります。子どもたちの様子と一緒に書くことで、子どもたちも季節の変化を感じながら過ごしていることが、伝わりやすくなります。
●文例「夏の暑さもやわらぎ、夕方になるとスズムシの声が聞こえる季節になりましたね。窓を開けていると、保育室にも虫たちの声が聞こえてきて、「あれ？何か聞こえるね」と子どもたちが教えてくれます。」
●文例「まだまだ夏の暑さが残る日もありますが、朝や夜はだいぶ過ごしやすくなりました。園庭では、コスモスが咲き初め、「見て！綺麗なお花が咲いているよ！」と子どもたちも秋の訪れを感じているようです。」
季節の変化を感じられることに加えて、子どもたちの様子が保護者の方に伝わるような挨拶文を書いていきたいですね。
敬老の日
9月の第3月曜日は、敬老の日です。
祖父母に向けた製作をしたり、祖父母を招いた集会を行ったりする保育園も多いのではないでしょうか？
どんな風に子どもたちが活動を楽しんでいるのか、どんなことに興味を持って製作に取り組んでいたのかなどを具体的に書くことで、保護者に子どもたちの様子が伝わりやすくなります。
●文例「大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにカードを作りました。カードの色を決める時は、「おばちゃんは赤が好きだから赤にする」と子どもたちもおじいちゃん、おばあちゃんのことを思いながら製作する様子が見られました。」
●文例「先日の「敬老の日の会」にはたくさんの方に参加していただき、ありがとうございました。子どもたちもおじいちゃん、おばあちゃんと保育園で一緒に遊ぶことがとっても楽しかったようで、「また、遊びにきてほしいね」「○○くんのおじいちゃんと一緒に遊んだよ」と思い出をたくさん教えてくれました。」
乳児の製作の様子を伝える時も、祖父母に関するエピソードを交えながら書けるといいですよね。
●文例「保育士が「じいじとばあばにプレゼント作らない？」と聞くと、「やるー！」とやる気満々の子どもたち。「ばあば好き」「じいじに会ったよ」などおじいちゃん、おばあちゃんのお話をしながら、敬老の日の製作を楽しみました。」
イベントに向けた製作は、製作することが目的になってしまいがちですが、「何のために製作しているのか」を子どもたちが理解しながら活動に取り組めるといいですね。
戸外遊びの様子を伝えよう
9月になると、徐々に気温が下がり、戸外での活動が多くなってきます。
子どもたちは、外遊びが大好きです。
子どもたちが戸外で、思いきり遊ぶ様子をおたよりで伝えていきましょう。
お友だち同士のやり取り子どもの言葉を具体的に書くことで、保護者に子どもたちの様子が伝えやすくなります。
●文例「過ごしやすい季節になり、園庭では鬼ごっこが盛り上がっています。園庭に出ると、「鬼ごっこやる人！」と子ども同士で集まり、鬼と逃げる側を話し合いながら決めています。鬼ごっこが始まると、園庭中を駆け回っている子どもたち。笑顔が見られたり、時には必死に鬼から逃げたり、たくさんの表情を見せてくれています。」
●文例「園庭の木の陰に大きなミミズを見つけた○○組の子どもたち。「これ何？」「ミミズだよ」と子ども同士で教え合いながらミミズを観察していました。実際に触ってみると、「ぷにぷにしてる」「ツンって触ったらドキドキした」など、それぞれの感想を保育士に教えてくれましたよ。」
戸外での活動の様子をおたよりで具体的に伝えることで、保護者と子どもの家庭での会話のきっかけになることもあります。
子どもたちの豊かな活動を保護者の方に伝えていきたいですね。
自然を使った遊び
戸外での活動が多くなると同時に、自然を使った遊びもたくさん見られるようになります。
自然を使った遊びは、子どもの数だけ遊びが広がっていきます。
子どものイメージによって、無限大に広がる遊びをおたよりでも伝えていきましょう。
●文例「○○組のお友だちは、自然を遊びに取り入れるのがとっても上手です。落ち葉の上に砂を乗せて並べているお友だちは、「ここケーキ屋さんなんだよ」「これ（砂）がクリームで、いっぱい乗せるとおいしいよ」と教えてくれました。」
●文例「先日遊びに行った公園では、木の枝や落ち葉を切り株の上に集める子どもたち。「ここでバーベキューするんだよ」と夏に家族でバーベキューしたことを遊びの中で再現していました。」
子どもの発想やイメージは、保育士でもびっくりするくらい面白いですよね。
保護者にも子どもたちの素敵な姿をたくさん伝えていきましょう。
気温差で体調を崩しやすい季節
9月になり、過ごしやすい日が増えてくる一方で、まだまだ暑い日があったり、急に寒くなったり気温差が大きい時期です。
また、朝は肌寒くても日中は暑いという日もあり、気温差で子どもは体調を崩しやすくなります。
おたよりでは、体調を崩しやすい時期であることを知らせ、気温差に対応できるような着替えの準備の協力をお願いすることで、子どもたちが保育園で元気に過ごせるようになります。
●文例「気温差が大きい季節になってきました。日中暑くても夕方寒くなることもあります。半袖だけでなく、長袖の着替えの準備もお願いします。」
●文例「日によって気温差が大きいです。体温調整の発達が未熟な子どもたちは、体調を崩しやすくなっています。保育園でも、子ども一人ひとりの体調に配慮しながら過ごしていきたいと思っています。」
子どもたちが元気に過ごせるように、保護者の方にも協力をお願いしながら、一人ひとりの体調に合わせて保育園で過ごしていきたいですね。
行事のお知らせは早めに
10月以降、運動会や遠足、芋掘りなど保護者に協力してもらう行事が多くなってきます。
行事のお知らせや日程などは、早めにお伝えしておきましょう。
保護者の参加が必要な行事に関しては、年度初めにお伝えしていると思いますが、保護者の中には忘れてしまっている方もいます。
おたよりを通して、再度ご案内することで、保護者の方も焦らずに準備・参加ができます。
製作は写真で過程も紹介
敬老の日の製作など、製作の様子をおたよりでお伝えする時は、写真を使うことをおすすめします。
写真を使うことで、どんな様子で製作に取り組んでいるのかが保護者に伝わるだけでなく、集中しながら製作に取り組む子どもたちの姿を保護者の方に伝えられます。
また、製作の過程は、写真を使って紹介することで、子どもたちが主体的に活動に参加している様子が伝えやすくなります。
製作の写真は、どうしても子どもの表情が下向きになってしまいがちなので、写真を撮る時に、上からではなく下から撮るようにすると子どもの表情が伝わる写真を撮れますよ。
子どもの色々な表情を伝えていきましょう
8月までのプールや水遊びから一転、戸外での遊びが多くなる9月。
子どもたちと園庭や公園での活動を楽しんでいきたいですね。
楽しそうに遊ぶ子どもの笑顔や製作に集中する真剣な顔など、子どもたちのたくさんの表情を伝えられるおたよりを作っていきましょう。
当ブログでは保育士のお仕事探しの際には、ユーザーランキング第1位となっているマイナビ保育士
をオススメしています。
正社員を中心に希望の働き方によってお仕事を紹介してもらえます。
転職サポートは全部無料です！その他うれしいメリットがたくさん！
※6ヶ月以内の転職希望者のみ応募可能です。
※保育士免許必須
※学生登録不可
・20代～30代の若手保育士の高年収求人を紹介してくれる
・保育士に代わり保育園との給料交渉を代行！
・面接の調整や段取りもお任せ！
・転職サイト最大手で信頼度が高い
・企業内保育などの求人も充実
