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次年度はどうする?保育士の退職の伝え方&動き方

プロモーションを含みます。

 

退職届け

新年が開けたら一気に卒園・進級ムードになる保育園内。

子どもたちが成長し、新たな一歩へ踏み出すためにさらなる忙しい日々がスタートします。

その忙しさの勢いのまま、新年度のクラス担任が発表になりますね。お正月明けは退職や転職を考えている保育士にとって最後のチャンス。どのように退職について伝えたらよいのでしょうか。

退職の意志が固いのなら、はっきり保育園に伝えよう

退職しようかと悩んでいる理由をもう一度明確にしてみましょう。

・体力的に辛い

・給料に満足がいかな

・人間関係が辛い

・他にやりたいことがある

・とにかく疲れたから一度保育士の仕事から離れたい

など、色々な退職理由がありますね。

こういった理由は、保育園に改善を求めるのは難しく、悩んだまま仕事を続けるのはとても大変なことです。保育士は子どもの前に立つときは、笑顔で元気な姿でいなければなりません。辛い気持ちを抱えたまま仕事を続けるのは心にも体に良くないですね。

 

もしも心を決めたのであれば、一日も早く園に伝えましょう。退職後の人員確保のためにも、なるべく早く伝えることで迷惑をかけないようにするためです。

保育士が一番に退職の意思を伝えるのは園長へ

退職を伝える時は、誰に一番初めに伝えるかがとても大切になります。

つい同僚や仲の良い同期の保育士へ初めに伝えてしまいがちですね。ですが、退職をしたいと思っているという噂はどうしても上司の耳に入るものです。

巡り巡って上司の耳に入るよりも一番初めに園長や事務局長などに伝えるのが礼儀でしょう。

それから時間をおくことなく、園長にも伝えたということを前提にしながら、主任、クラス主任などに伝えます。

引き止められた時の対処法とは?

気持ちよく退職の意思を受け止めてくれないことがほとんどです。引き止められたり、嫌味を言われたり、次はどのような職業・職場に就くのか聞かれることもあります。また、待遇面の改善を申し出られ、引き止められることもあるでしょう。

様々な条件を提示されても意思が固いことを伝えるのか、その条件でもう少し勤務を続けてみようと思うのかは、自分次第ですね。

ですが、退職の意志が固いのであれば、引き止められない理由を伝えることが大切です。

例えば、以下のような理由はいかがでしょうか。

・体力的に続かないので少し休みたい

・勉強したいこと、やってみたい仕事がある

・保育士の資格を活かした違う職に就きたい(障害児保育・放課後児童デイなど、その保育園ではできない仕事)

このような理由であれば、引き止めることはなかなか難しく、諦めてくれるかもしれません。

保育士が園に退職を伝えたら次にすべきこと3つ

退職を決めたときからすぐに就職活動もスタートしておきましょう。どのような下準備が必要なのでしょうか。

どのような働き方をするか決めよう

次にどのような職場で働きたいのか、どのような働き方をしたいのかを明確にしておきましょう。

保育園・幼稚園・認定こども園・企業主導型保育園・託児室・保育ママなど保育士の資格や経験を活かせる仕事が数多くあります。

また、正社員・パート・派遣・契約社員など、働き方についても色々な方法があるでしょう。

もう一度自分の生活スタイルや、これからの人生、暮らし方などを考え、仕事を考えてみましょう。

次の就職先を探そう

インターネットで就職先を見つけることができますよ。保育士転職の専門エージェントや、暮らしている自治体のハローワークの公式サイトでも情報が公開されています。自分の暮らしている街でどこの保育園や保育施設が職員の募集をしていて、どのような待遇なのか、どのような保育環境なのかをしっかり検索しておきましょう。

また、実際に良いと思う就職先があれば、チェックしておきましょう。

園見学に行く・面接を受ける

何園か的を絞ったら、連絡をし園見学や面接を申し込みましょう。ハローワークやエージェントであれば面接の日取りをスケジューリングしてくれることもあります。ハローワークはもちろん、エージェントサイトもほとんどが登録料無料なので、登録だけでもしておいたら良いかもしれませんね。

退職する園に礼を尽くす用意をする

新年度からの新たな就職先が決まっても、年度末まではこれまでの園の職員です。仕事を投げ出すことなく最後まで責任をもって仕事をしましょう。

これまでお世話になった職員にお礼状を用意しておくなど、前もって準備をすすめておくと良いですね。

新しい就職先では「新人」の心構えで

新しい場所へ勤務するようになっても、これまでの保育士としての経験や勤務年数は一度忘れましょう。新しい場所のやり方や方針にしっかり添って、気持ちよく仕事をしましょう。

 

また、年齢が年下であっても、その職場では先輩です。自分の方が年上であっても、また、明らかに仕事ができなくても出しゃばったり経験を振りかざすことなく、先輩を立てて仕事をしましょう。

いつも笑顔でいることも大切ですね。

慣れてきたころ、自分もそんなことがあった、大変ですよね、などと共感しながらも「●●さんならきっと大丈夫ですよ」と、励ますようにしましょう。

年下の先輩であっても、立てておくことが大切ですが、時には自分の辛かった経験を話し寄り添うことで、少しずつ頼ってくれるようになるかもしれません。

 

信頼関係ができれば、自分にとって楽しく快適な職場になっていくことでしょう。

せっかく決心し、新たな職場へ転職したのなら、自分からも努力を怠らず良好な人間関係を築いていきたいですね。

まとめ

保育士の退職や転職について、考えておきたいこと・用意しておくことをご紹介しました。

退職を決めたら一日も早く園に伝えること、同時進行で次の職場への就職活動をスタートすることが大切です。忙しい年度末ですが、しっかりとスケジュールを組んでおけば大丈夫。

新しい未来に向かって、元気を出して!明るく頑張りましょう。

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