カンガルーケアとは、赤ちゃんを出産した後にすぐから母親の胸の上に赤ちゃんを抱っこさせ、授乳や触れ合いを行う事を指します。
日本では母子関係の強化を主な目的としており、保護者が尚更赤ちゃんを傍に感じられる様にとこのケアを取り入れている産婦人科も多いです。
赤ちゃんとの愛着形成がカンガルーケアを行う事で早く形成されたり、母乳分泌の量も触れ合う事で増えると言われています。また、赤ちゃん自身も母親と触れ合える事で精神的にも安定しやすく、体温維持なども母親と触れ合う中で安定し、体温が安定する事で体重増加も狙う事が出来ます。
一見良い事ずくめに見えますが、やはり生まれたばかりの我が子、中には未熟児の子どもを胸の上に載せて行うケアである為に、事故報告なども多々あります。
そして、形だけカンガルーケアを行っても、効果がないという報告も上がっており、きちんと保護者・赤ちゃん共に安定した状態で事故の起きにくい状況である事、カンガルーケアの知識に長けた医師、看護師、助産師がいる事が何よりの条件となります。
カンガルーケアを行える産婦人科であっても、自分や赤ちゃんの状態が安定しているか、本当に医師・看護師・助産師の手助けが受けられるかなどが重要な確認事項となります。
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