赤ちゃんの死亡事故の原因の中でも特に多いのがこの誤飲です。
赤ちゃんは物に対して興味を持ち立てなので、何でも手に取って口に入れて確認したがります。
しかし、大人の様に先を考える能力が乏しいので、危険な物を口に運んで喉に詰まらせてしまう事も多いのです。
誤飲の中でも多いのが、丁度口に入るサイズである上に危険である電池、保護者が落としたボタンや医薬品、洗剤や化粧品などがよく挙げられます。
誤飲をした所をはっきり見た場合は、うつ伏せにして4～5回程肩甲骨あたりを叩いて刺激します。1歳過ぎている場合は、段々と臓器も形になってきていますし、なかなか叩いたくらいでは吐き出さないので、脇から手を入れ、おへそのやや上部を握り拳で圧迫し、吐き出す事を促します。
何でも吐き出させればいいというわけではなく、強酸性の物、強アルカリ性の物、洗剤、ボタン電池などは吐かせてはいけません。水や牛乳などを飲ませて吐くのを促す場合もありますが、それもしてはいけません。余計な刺激になって赤ちゃんの体に尚更負担をかけてしまいます。
誤飲をしたらまずは何を飲み込んだのか、どれくらい飲み込んだのか、吐き出させてもいい物か、分からない場合はすぐに病院へと連れて行きましょう。
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