fbpx
転職 広告

児童指導員と保育士の違い 転職した理由

プロモーションを含みます。
保育士

皆さん、こんにちは。

今回は元保育士Mさんが児童指導員から保育士へ転職した理由や感じた仕事内容の違い、初めての転職で気を付けたい事や、どんな部分をチェックするのかをご紹介していきます。

元保育士Mさんの転職体験

はじめましてMです。

さて、保育士と言えば、国家資格である為に、割と「安定している」「就職口が見つかりやすい」「転職しやすい」という風によく言われています。

実際に私自身が保育士の現場に立った際に、約3人に1人は初めて勤めた園を辞職し、現在の職場に転職してきた、主任になる為に敢えて厳しい園で長く勤めて経験を積んだ上でキャリアアップ転職をしたという人も少なくありませんでした。

しかし、転職自体は簡単でも、それに付随する問題・不安は他の業種と何ら変わりませんし、最近では保育士不足解消の為に保育助手や児童指導員などの、資格を持たない人の参入もあります。

Q1,児童指導員から保育士などの業種内でも全く違う勤務に変わる事への不安や問題点はどんなところ?

 

私自身、保育所の保育士から同じ種類への転職ではなく、児童指導員という立場から保育士への転職を選びました。

児童指導員とは、児童福祉施設の中でも、普通の保育所ではなく、児童養護施設、児童自立支援施設、各種障害児施設などの、子ども達の生活をサポートする役割が大きい職種の事です。

 

夜勤ももちろんありますし、大きく違う所と言えば、子ども達の学業へのサポートや、学校行事などにも参加し、正しく親代わりとして動く事が多かったです。

保護者と子どもの距離が遠くならないように、毎週電話をかけて保護者に子どもの様子を伝えたり、学校行事にお誘いして参加を促したりと様々な家庭との連携も求められました。

 

最も難しかったのは、保護者が子どもと上手く関係性を作れない時に、児童指導員が間に入って養育のアドバイスをするのですが、虐待などが絡んでいる場合は、児童相談所とも連携を取らなければいけなかったので、間に入って悩む事も多々ありました。

 

転職を考えた際に、再び児童指導員としての転職も考えました。

 

しかし、大抵の場合はそういった施設などになると、夜勤が出来ない職員はなかなか採用されなかったり、日勤のみになると仕事内容も限られてしまいます。

やはり資格を活かして、子ども達と最前線で触れ合いたいと考えて、児童指導員の経験とはかけ離れた世界に飛び込む事を選び、日勤の保育所を選択しました。

 

不安としては、やはり今までやってきた事の中で、生活リズムが大きく変わる事、施設は18歳までの子ども達が対象である為に、それよりもずっと低い月齢の子ども達を相手にする際の触れ合い方や声掛けの仕方の知識が薄かった事、そして給与が5万近く下がる事でした。

 

夜勤があるうちは夜勤手当が出ましたが、日勤になるとそうもいきません。

残業手当が出たとしても、夜勤手当の分には到底届かないのも、これから先の生活を考えた際に大きな不安・悩みとして自分の中に残りました。

 

また、両方体験した自分の体感ではありますが、傾向として日勤の保育所勤めの保育士の方が昇給が遅く、人数も多い為に昇進にも時間がかかっている様に感じました。

私自身、転職活動をする中で自分なりに感じて、対策を練るべきであると感じた問題点は以下にまとめました。

・ブランク
(保育所に勤めるのか、施設に勤めるのか4ヶ月悩んだ際に出来た期間)に突っ込まれた際の対応

対応策:私の場合は正直に、施設と保育所に勤める事を迷った点、次に勤める園では長く働きたいと考えた為に吟味する事に時間がかかった点を伝え、自分が施設でどんな事を学んだのか、この保育所に採用された際に出来る事・メリットなどをアピールしました。

・給与が下がる

対応策:私は人間関係に悩みたくなかった為に、給与面に関してはあまりこだわりを持っていませんでした。しかし、認可保育所は割と日勤保育士の中でも高給をくれますし、福利厚生の充実した園であれば十分に一人でも生活できます。

 

どうしても給与を重視したい場合は、夜間保育などの時給が上がる保育所に勤めるなど対応をすれば、希望の給与を得られます。

 

また、最近では院内保育所などは、普通の日勤であるにも関わらず、認可保育所よりも良い給与を出してくれる所も増えつつあります。

様々な種類の保育が誕生すると共に、保育士の活躍の場も増え、高給を得られるチャンスも広がりつつあります。

・今までと全く違う月齢の子ども達を相手にする

対応策:これは資格を持っていた為に、知識はあるのでこれからこの園で学びたいという姿勢を見せれば大きな問題にはなりません。

 

保育士資格を得る為に学んだ知識は自分の財産になります。職場に入った後に学ぶ事も沢山あるので、自分が今まで働いてきた場所と全く違う環境でも、やりたい気持ちさえあれば全く問題はありません。

Q2.転職活動中に気をつけていた事、やった事がいい事、園の選び方は?

転職活動中に気を付けていた事は、自分の進みたい道(私の場合は日勤保育士)に必要な知識や、子ども達へのアプローチの仕方を学ぶ事、実際に現場に立った時にどんな動き・活躍が出来るのかを具体的に洗い出していました。

 

私は工作とピアノが得意だったので、現場に立ったら壁面などの環境整備には積極的に関わりたい事、行事の際にはピアノを引き受けて子ども達と歌いたいとアピールしていました。

実際に働き出してすぐに任されてもいいように、壁面のストックを作ったり、ピアノの練習は常にして、そして勉強も重ねていました。

自分のアピールした事が即戦力として現場に活きるように、必ず能力を磨いておくのにはかなり気を付けていました。

 

また、やった方が良い事として、園見学会と時間があればボランティア活動に参加するのはかなり転職活動にプラスに作用したと体感しています。

園見学会は、保育所の中に入れる数少ない貴重な機会です。

 

園見学会で、園の雰囲気は勿論ですが、保育士同士の連携や、子ども達への対応の仕方なども見ておくと、自分に合わない園に行ってしまう事も高確率で防げます。

 

特に主任保育士・副園長辺りは自分の業務にも大きく関わってくる存在なので、どんな人なのかしっかり見極めておく必要があります。

ボランティアに関しては、託児ボランティア、保育所などのボランティア募集に参加する事で、多少なりと感覚を掴んで、自分に何が足りないのか、何を勉強するべきなのかに気付く事ができます。

 

そして、現役の保育所勤務の保育士からもアドバイスをもらえるので、私はかなり大切な機会だったと今でも思っています。

 

園の選び方に関しては、それぞれの人で考え方、何を重視するのかでかなり変わってきますが、長く勤めたいという人は何よりも人間関係優先で考える事をお勧めします。

私自身、給与はそこそこであっても、人間関係の良い園であった為に、沢山学び様々な経験をする事ができて、人間的にも保育士的にも成長できたと感じています。

 

人間関係が非常に辛いとなると、いくら給与が多くても大きなストレスとなり、長く続ける事ができずに断念してしまう人も少なくありません。

まずは人間関係を重視し、転職活動を行っていくのが一番良いのではないかと思います。

Q3.全く違う種類の保育に携わって感じたギャップや良かった点・悪かった点は?

保育所で日勤の保育士として採用され、働いた上で感じたギャップは以下のものでした。

 

・保護者との距離が近く、違った視点で子ども達を見る事ができる

児童指導員時代の私は虐待児や養育に問題のある子ども達に携わっていたので、どちらかというと保護者へアドバイスを与える役割でした。

自分で知識を学び、子ども達と生活をする中で見つけた個性や子ども達の様々な性格傾向、トラブルがあった際の対処の仕方など、保護者へと伝えて割と引っ張る役割が多かった様に感じます。

 

しかし、保育所の場合は逆です。保護者が子ども達の家での様子を教えてくれて、子ども達の好きな物や、どんな対応をすればどんな反応を見せるのかなどを教えてくれました。

勿論保護者の育児の悩みを聞いて、アドバイスを行う事はありましたが、保護者と子ども達の間に距離などはない為に、割と気楽に子ども達に接する事ができたように思います。

 

・全体で情報を共有し、学ぶ事ができる

これは施設傾向もあるのかもしれませんが、私が児童指導員をしていた施設では、家庭環境に問題のある保護者と子どもが多く、それぞれで全く状況が違った為に施設全体で会議などはありましたが、共有やアドバイスを行う事はほとんどありませんでした。

 

担当の指導員が考え、主任のみに報告してどんどんアプローチをしていくという形だったので、自分の考えに凝り固まってしまう部分もありました。

 

しかし、保育所では全く違い、何か問題があればすぐに園全体に伝達、そして会議が開かれてどんな対応が良かったのか、再発防止策を練って全員で共有をしていました。

その為に苦情なども少なく、問題となるモンスターペアレンツに悩んだ事も1回程度で済みました。

ベテランの保育士達から様々なアドバイスや経験談を聞けたので、学びにも繋がって、良い意味でギャップを感じました。

【メリット】

・生活リズムが整う

これは完全に私事ですが、やはり日勤で規則正しく生活を送るので、体調を崩しにくくなりました。長く続ける上で体調管理はやはり大切ですし、実際に夜勤などで自律神経を崩してしまう保育士も少なくはありませんでした。

保育士として長く働きたいならば、日勤が一番体に合うように感じます。

 

保育士の1日の流れとスケジュール

 

・子ども達の成長に直接携われる

児童指導員もやりがいはありますが、どちらかというと子ども達・保護者のサポートがメインの職種なので、成長しきった子ども達と触れ合う機会が多く、成長面で言えばそれほどやりがいを感じる事はできませんでした。

 

ですが、保育所の場合はこれから成長していく子ども達ばかりなので、少しずつ生活動作が身に付いて、できるようになっていく姿は非常に愛らしく、教えた身としてもやりがいを大きく感じる事ができて充実しています。

【デメリット】

・今までの経験が活かしにくい

保育所は現在、認可・無認可それぞれで個性を重視しています。

教育法を取り入れたり、何かしら保護者の気持ちを掴むような個性を大切にしている為、入った後に学ぶ事が非常に多く、中には前の職種・保育所での経験が全く役立たない所も珍しくありません。

学ぶ事が好きな人にとっては理想かもしれませんが、勉強や研修が苦痛である人にとっては、慣れるまでは大変かもしれません。

・保護者同士の人間関係に関しても気遣いが必要

施設では子ども達の将来や保護者の為にも、プライバシーは厳守され、保護者同士の触れ合いなどは、基本的に行事参加の時以外はありません。

ですが、保育所の場合は毎日の送迎がある為、保護者同士のトラブルにも気を配らなければいけません。

自分のミスなどではないのに、保護者から嫌な話を聞かされたり、必要に応じて仲裁に入らなければいけないのは割と大変でした。

Q4.転職をして良かったと感じますか?

様々な問題点なども挙げましたが、私自身は転職して本当に良かったと感じています。

 

自分ができる事の幅も広がったし、意外とどんな年齢の子どもでも相手にできると自信を付ける事にも繋がりました。

将来、キャリアアップを目指す時にも、児童指導員・保育士両方を経験している事で、どちらの道にも進める事、様々な視点を持って保護者・子ども達にアプローチできる事は自分の自信にも繋がります。

 

これもあくまで自分の感想ですが、保育士の資格を持っている事で、転職活動も割とゆっくりと吟味する時間を得られました。

 

やはり保育助手・児童指導員は資格はいりませんが、できる仕事が限られていたり、採用を見送る園もあります。いくら新しく参入してきても、やはり資格を持つ人が一番強いと思います。

少し時間がかかっても、自分が保育士を辞めるその日まで長く続けられる園を選ぶ事が、何よりも大切ではないでしょうか。

 

不安や悩みはつきませんが、実際現場に立つとやはり必要に応じて勉強もしますし、知識を教えてもらえるので、その場で吸収して成長できます。

保育士から児童指導員も、またはその逆だって、自分がやりたければ十分に通用する世界であると思います。

折角得た保育士資格も、働いた場所が悪く、「二度と保育士をしない」と口にする人もやはりいます。

しかし、そうは考えず、「自分に合った園に行けばいいんだ」と気楽に考えて、転職活動に臨んでほしいですね。

保育士の仕事探しは大手の転職支援会社の方が絶対安心!(PR)
マイナビ保育士

当ブログでは保育士のお仕事探しの際には、ユーザーランキング第1位となっているマイナビ保育士をオススメしています。

正社員を中心に希望の働き方によってお仕事を紹介してもらえます。
転職サポートは全部無料です!その他うれしいメリットがたくさん!

※6ヶ月以内の転職希望者のみ応募可能です
※保育士免許必須
※学生登録不可

・20代~30代の若手保育士の高年収求人を紹介してくれる
・保育士に代わり保育園との給料交渉を代行!
・面接の調整や段取りもお任せ!
・転職サイト最大手で信頼度が高い
・企業内保育などの求人も充実

マイナビ保育士に登録

保育士の人気転職サイトランキング(PR)
  • マイナビ保育士

    マイナビ保育士
    首都圏・愛知・大阪などの大都市圏の保育士求人なら最大手のマイナビ保育士に登録。
    20代~30代で正社員限定の高年収求人を紹介してもらえます!
  • 保育士バンク

    保育士バンク
    保育士転職サービス6部門でNO.1の正真正銘、日本最大級の保育士求人サイト。
    地方の求人も多く、これまでサポートを受けられなかった方にもオススメ!
    全国で転職フェアも開催しているので、お近くの方はぜひ参加を!入力してください。
  • 保育士人材バンク

    保育士人材バンクでは保育士以外に、児童発達支援管理責任者の求人が充実。

    児童発達支援管理責任者は、以下のようなメリットがあり人気です。

    ・事務仕事だから体力的に楽
    ・持ち帰り仕事がない
    ・年収500万円以上もあり
    ・人手不足で引く手あまた