【人間関係の悩み】保育士のうつ病で休職から復帰する話

2019年10月25日

保育士が職場での悩みが原因でうつ病になるのは、近年増えている話です。

保育士は子ども達の養育以外にも、保護者とのやり取りや保育士同士の連携などもあり、ストレスの大きな職場でもあります。

施設などになると、介護職や看護職との兼ね合いもあるので、更に大きなストレスとなって保育士を襲います。

ここでは、実際にうつ病で休職し、復帰した話を紹介していきます。

 

うつ病発祥の原因は…

保育士がうつ病を発症するのには、二通りあります。

 

まずは人間関係に悩んだ場合です。

派閥に挟まれ、様々な方面から意見を押し付けられたりする事にノイローゼとなってしまい、うつ病を発症する人もいます。

または、入ったばかりの園でお局保育士から目を付けられ、ターゲットとなってしまい、いじめが始まってうつ病に繋がってしまうパターンもあります。

人間関係が原因でのうつ病の発症です。

 

※参考にコチラの記事もご覧ください。

もう辞めたい保育士のドロドロの人間関係 その悩みと解決方法

 

もう一つは、仕事が忙し過ぎて体を労わる暇がなく、心労と疲労が蓄積した結果のうつ病があります。

 

休職って取れるの?保育士がうつ病になった時の疑問

普段から休みを貰えない職場で、果たして休みがきちんと貰えるのでしょうか?

 

答えは職場によります。休職を申し出て、受け入れて貰えても、規定通りの休みが貰えるかも、実際は園の采配次第という現実もあります。

 

しかし、うつ病を抱えて転職活動をするのは厳しいですし、まずはしっかりと休みをもらって、自分の心の整理期間に充てましょう。

権利をしっかりと主張して、必ず泣き寝入りしないように、休職を申し出てください。

 

休職にしてしまっては、将来またうつ病の原因になった職場に戻らなければいけないのか…と不安を口にする人も居ますが、戻る・戻らないよりも、お給料が保障され、しっかりと休める期間を作って、まずは自分の病気を治す事から始めるのが大切です。

 

そして、うつ病が落ち着いたら転職活動を行えば良いのです。

保育士の休職が増えている理由。給料はどうなる?

 

必ず病院には行こう

保育士のうつ病で、多いのが自分を責めてしまい、病院に行くのを嫌がる人です。

 

「こんな事もできないの」などの心無い言葉を真に受けて、「自分が出来ない子だから責められる」と思い込んでしまうのです。

その結果、自分の実力不足が原因である為に、病院は必要ないという危険な自己判断で、うつ病の症状を悪化させてしまうのです。

 

うつ病になったら、自己完治は極めて難しいです。

うつ病は少しずつ少しずつ、治療を医者やカウンセラーと進めていくのが一番なのです。

自分にプレッシャーや、責めるような言葉を投げかけるのもNGで、とにかくストレスのない環境で、まずは自分の刺激になるものを排除し、医師やカウンセラーの指示に従ってゆっくりしましょう。

※心療内科の受診についてはこちらの記事もご覧ください。

保育士人間関係ストレス。心療内科を受診してみては

保育士に復帰する際に考える事は

自分を一度うつ病になるまでに追い込んだ職場に戻るかどうかとなると、難しい所ですね。

例えば、うつ病をきっかけに仕事のバランスを見直してもらえたり、解決できる糸口を提案してもらえるなら、再びうつ病で苦しむ事なく職場に復帰する事ができます。

 

ですが、逆に人間関係などの複雑な事情で、解決できないとなると、職場を変える事を考えた方が賢明です。

なかなか一度根付いた人間関係は改善されにくく、いじめなどを訴えても根本的に解決ができる園は限られています。

ですから、なかなか職場の状況が変わらなさそうだと感じたら、自分の方から職場を変える方向に向かいましょう。

 

視野を広げて色んな世界に挑戦してみよう

「私は保育所でしか働いた事がないから、保育所でしか働けない」と思い込んでいる人も多いですが、それは全く違います。

保育所で働いていたとしても、今は保育所以外の保育士が活躍する職場へと復帰する手もあります。

保育所と同じような流れが良ければ、院内保育、企業付き保育所、託児所など、働ける場所は沢山あるので安心です。

 

また、がらりと気分を変える意味も兼ねて、入所・通所型の児童福祉施設へと転職するという方法もあります。

保育士資格を持っていて、職歴があれば様々な現場へと挑戦できるので、自ら視野を狭める必要はありませんよ。

自分が行きたいと思う現場に、うつ病を完治させてから挑戦するといいでしょう。

 

※保育士が辞めるタイミングについてはこちらの記事にも書きましたので、参考までにご覧くあさい。

保育士の転職時期・辞めるタイミング

 

何よりも大切な事は、自分を責めない事

うつ病の完治を遅らせる大きな原因は、自分を責めてしまう事です。

足りない部分は自分で勉強を重ねて、学びに繋げれば問題ありません。

保育士は勉強を重ねなければいけない職種ですから、自分ばかりが必死に勉強してついていけていないと負い目を感じる必要もありません。

体と心を休め、自分を褒めた上で少しずつ復帰について考え、自分のやりたい事をまとめればいいのです。

 

うつ病になってしまう環境が続く保育業界の改善が求められますが、現在はなかなか進んでいません。

自衛する以外はうつ病を防ぐ手立てがないので、仕事と自分の精神・体調のバランスを注意深く普段から見ておくのが大切です。

焦らずにゆっくり、完治を目指しましょう。