仕事内容

保育士の休職が増えている理由。給料はどうなる?

休職に悩む保育士

少子化対策として保育施設を増設する案が、各地方で進んでいます。

待機児童を少しでも減らして、社会進出できるようにという配慮ですが、そこで大きな問題となってくるのが保育士の確保です。

実は保育士の数はほとんど増えておらず、規制を緩和したり、保育補助という存在を作る事でどうにか対応している園も増えているのです。

なぜ保育士が増えていないのか、それは保育士の休職が増加している事に関係があります。

今回は保育士の休職が増えている理由や、休職中に給料が出るかなどについて紹介していきましょう。

 

何で保育士は休職するの?

資格職であり、子どもと触れ合える仕事であるために、なぜ休職するほどに追い詰められるの?と不思議に思う人も多いでしょう。

しかし、保育士はただ子どもと遊ぶ仕事ではありません。

子ども同士のトラブルを解決したり、保護者とお話をしたり、日々設定保育を考えて実施をしたり、個別の計画を立ててその計画に沿った支援をしなければなりません。

その過程で、保護者からクレームがきてしまったり、設定保育の中身を主任保育士や先輩保育士から突っ込まれてしまい、一から考え直すというのも珍しい事ではありません。

そこで考え直したり、壁面などの制作物を作ったりして睡眠時間はもちろん、自分のプライベートな時間もほぼ確保できないという悩みもあがっています。

保育士同士の人間関係も複雑で、保育士同士でいじめがあったり、キツい言い方をされてしまいそれが原因で心が折れたりする事もあります。

そうした理由から体調・精神を崩して休職する人も増えています。

 

また、保育士の仕事はハードであるために、介護や育児と両立するのは非常に難しいです。

ですから、介護や育児と仕事を天秤にかけた結果、落ち着くまで休職という形をとる人も増えているのです。

他の職種ではどんどん増えている介護休暇・育児休暇も、保育士の世界ではまだまだ浸透していません。

 

保育士が休職するのは悪い事?

保育士の人数不足が問題になっているからこそ、休職が話題にあげられがちですが、そもそも休職は悪い事なのでしょうか?

悪い事ではありません。休職は自分を整える大切な時間なのです。

無理をして長い期間働き、取り返しのつかないほどに身体と精神を崩してしまう方がいけません。

ですから、もしも自分が追い詰められたら、その時は休職という手を覚えておきましょう。

 

休職って取らせてもらえるの?

普段から休みが少ないのに、休職なんて…と思う人もいるかもしれませんが、実は休職は意外と取らせてもらえます。

保育士不足であるために、必ず戻ってきてくれるとわかっている人員は絶対に手放しません。

ですから、辞めるといきなり決めるのではなく、まずは休職して自分でゆっくりと考える時間を確保する事が大切ではないでしょうか。

 

休職は誰に言えばいいの?

基本的に休職する際には、まず自分のクラスリーダーに相談します。

そこから主任保育士、そして副園長・園長という流れで伝わっていくので、まずは自分の先輩へ伝えるのが一番です。

もしも話すのが辛い、もう他の人に話す気力すらない…という場合は、まず自分の友人や直属ではないにしろ、話しやすい先輩に相談してみてください。

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休職して復帰した実例はあるの?

一度休職をしてしまうと、本当に復帰できるのかな…と不安になる人も多いです。

ですが、実際自分で休職を選び、家族の介護であったり、自分の体調を治して再び同じ現場に戻った人もいますよ。

一度自分がどんな事で心を痛めて体調を崩したのかを把握しているので、次はそのリスクファクターを避けて通る事ができるので、休職期間は決して辞めるまでの猶予というわけではないのです。

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休職中の給与は出るの?

気になるのは休職中のお給料ですが、これは園によります。

まだ働き出して間もない場合は、残念ながら休職したとしても給与は出ません。

有給があれば有給消化で対応してくれるので、給与が減る事も長く休まなければ阻止できます。

また、働き出して二三年していれば、職場によっては休職中も給与を満額、または一定額支払ってくれるので安心です。

いずれにしても、園次第なのできちんと確認しておくことと、小さな園では休職中に給料がもらえる可能性はかなり低いと思っておきましょう。

 

休職って減るの?増えるの?

保育士の処遇改善はずっと前から言われてきました。しかし、実際改善された事はあまりなく、相変わらず厳しい条件・人数で保育士達は働いています。

この状況が続くと、保育士不足はさらに加速し、保育士一人一人の負担は大きくなる一方です。

なので、休職する人はこれからも増えるかもしれません。

もしも自分の身体に限界を感じて、負担が大き過ぎる…と悩む日が来たら、まずは休職をして自分の気持ちと向き合う事から初めてみませんか?

休職する事は悪い事ではありません。一度職場から離れ、自分の事をよく考え直したり上で、再び職場に戻った時どんな風に考え方を変えれば、身体や精神に負担がかからず働けるのかを考えてみてください。

まずは自分の身体を第一に考えて行動しましょうね。

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