
保育士の仕事は激務ですし、もちろんフルタイム勤務の場合は休憩が必要になります。しかし、困ったことに、最近では休憩を満足に取らせてくれない保育園も増えているのです。
一体どんな職場に入ってしまうと、休憩も取れずに ぶっ続けで働かなければいけなのでしょうか。ここでは特徴も併せて紹介します。
①保育士不足の保育園は休憩が取れない
多くの保育園では、保育士不足で悩んでいます。
中には、看護師として就職したにも関わらず、なぜか保育士業務がメインになってしまっている人もいるほど、深刻なところもあるのです。
しかし、そんな中で最も大変だと言われる園は、人手不足が顕著な園です。
配置人数ぎりぎりであったり、無認可に至っては認可外なので、人数規定がなく、明らかに保育士のキャパシティを超えている人数を預かっているところもあるのです。
そんな保育園に入ってしまえば、当然ですが休憩など期待できません。中には残業代も未払いであったり、残業代自体をつけてもらえないところもあるのです。
実際に働いていなければ内情は探りにくいものですが、求人が長い間出されっぱなしの園であったり、見学保育の際にやたらと子どもの人数が多いor保育士が少ないと感じたら、要注意です。
②無認可保育所
無認可保育紹介が全て悪いわけではありません。
しか、中には基準がないからと好き勝手してしまっている認可保育所も存在します。
保育士の人数は子どもに対してかなり少ないのに、子どもの数が異常に多く、事故や怪我などを多発させているところも残念ながら現実では存在しています。
そんな園に勤めてしまうと、勿論休憩などもらえるはずもありません。
交代で保育士が休むこともできないので、保育士も疲れが溜まってしまい、良い保育ができません。
③暗黙の了解で休憩を早く切り上げる保育園
ベテラン保育士が暗黙の了解で休憩を早めに切り上げる保育園も、かなり大変だったりします。
ベテラン保育士が休憩を切り上げるため、どうしても新人はそれに合わせて早めに休憩を切り上げることになってしまいます。
ベテラン保育士が幅を利かせている保育園は、ベテラン保育士の言葉一つで場面が変わってしまうことも多々あるので、休憩だけではなくてもかなり大変だと思います。
④人間関係が悪い職場
人間関係が悪い職場も、休憩が取れる・取れないに関係してきます。
意外な話ですが、人間関係が良い保育園では、他の保育士同士で協力し合うので、休憩時間を、皆が取れるように配慮してもらえます。
そのため、多くの場合いっぱいいっぱい休憩が取れるのです。
しかし、逆に人間関係が悪い保育園になると、仕事の押し付け合いから始まり、わざと休憩が取れない様に時間配分をして休憩を回したりと、休憩が取れないような嫌がらせをされることも多々あるのです。
自分の身を守るためにも、休憩をしっかり取れる保育園へ行こう
休憩は、自分の身を守ることなのです。保育士の仕事は毎日体力勝負の激務であり、休憩を挟んで身体を休めなければ絶対に一日持ちません。
そのためにも、休憩時間に気持ちをリフレッシュさせて、午後からの仕事も頑張ろうと気合を入れなければいけません。
特に、幼児クラスの場合はお昼寝の時間もなくなるので、お昼寝の間にちょっとゆっくり…ということもできなくなります。
休憩くらいで…と思うかもしれませんが、休憩を取らずに疲れが溜まっているために、ぼーっとして子ども同士のトラブルや、危険な事故の前兆を見逃してしまうこともあるのです。
常に気を抜けない保育園だからこそ、精神を休ませる休憩時間は大切なのです。
休憩のある保育園を探すには?
休憩に関しては、自分で求人票を見てもなかなか分かりません。
そこで、離職率を見てみたり、ずっと求人を出しているところや、拘束時間が長くその分休憩も長めに設定されているところなどは、一度自分で園見学に出向いてどんな様子か確認することが大切です。
少しでも違和感を感じた場合は、すぐに違う職場を選ぶようにすることで、就職・転職に失敗することもありません。
休憩を取らせてくれない保育園は多いの?
休憩を取らせてくれない保育園は、労働基準法に違反しています。
もちろんそんな違反している保育園がたくさんあるわけではありません。これはほんの一部の利益ばかりを追いかける園のお話です。
多くの保育園は、保育士を大切にするために、きちんと休憩時間を設けてくれています。
まずは保育所の運営状況や、子供と保育士のバランスを見ることも大切です。
休憩を取らせてくれないから退職は甘え?
休憩を十分に取れない保育園を辞めるというのは、もちろんあり得ることです。
前述したように、取り返しのつかない事故を、休憩を取らずに集中力が切れてしまったことで起こしてしまうのも、十分あるのです。
休憩を取らせてくれないは、十分に退職理由になります。周りに何かを言われても気にしなくて大丈夫です。
まずは休憩をしっかりくれて、十分にリフレッシュできる職場を探しましょう。

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